テレビ東京を退職した田口尚平アナの退職ブログが話題になっているようです。
いったいどのようなブログなのでしょうか?
今回の記事では「田口尚平 退職ブログ」についてお届けします。
田口尚平 退職ブログがヤバい!テレ東退職はオタクを極めたかった?
元テレビ東京アナウンサーの田口尚平アナ
「テレビ東京を退職します」
というタイトルでのブログが話題になっています。
俗に言う退職ブログと言われている人気カテゴリーなのだそうです。
いったい退職ブログとはどの様なものなのでしょうか?
まずは「田口尚平 退職ブログ」について報道された記事を見てみましょう。
noteやはてなブログといったブログサービスで数年前から人気カテゴリーとなっている「退職エントリ」。大手企業を退職するブロガーを筆頭に度々話題になっている。そんな「退職エントリ」についにテレビ東京のアナウンサーも進出。先月、「テレビ東京を退職します」というタイトルで投稿して話題になったのが、元テレビ東京アナウンサーの田口尚平さんだ。eスポーツの実況など“好きなこと”を仕事にできていた実感はあったものの、本格的にオタクを極めたい気持ちが強くなり退職したと言う。そんな田口さんに、退職ブログの反響や、今後の目標、そして新型コロナウイルスの影響で自宅にいる機会が増えたからこそ考えたいゲームの価値をゲーム愛たっぷりに語ってもらった。
【写真】元テレ東アナ・田口尚平さん、なぜ会社を辞めた?ブログ本文やイケメンショット、自宅も公開
■親がこのブログを見たことで、自分の退職話を信じることになりました
――退職エントリがSNSで話題になりましたね。
【田口さん】まずは、感謝の気持ちで一杯です。一介のサラリーマンがつらつらとポエムを書き殴っただけのものに、様々な反応を頂けて挙句このように記事にまでして頂けるなど恐悦至極。世界は暖かい場所だなと再認識しました。アナウンサーをやっていて良かったなぁ。――「アナウンサー」という知名度もある方が退職についてブログを書こうと思ったのはなぜでしょうか。
【田口さん】退職ブログは、フォロワーに向けて書きました。在職中、twitterで好き勝手に呟いてフォロワーの皆さんと遊んでいましたので退職するにあたり、経緯などをご報告するのが筋かなぁと思い、キーボードを叩きました。加えて、自分の考えていることを文字化して考えを整理し、発信することで新しいご縁があればいいなあ、という思いもありました。――確かに、今までのお仕事や、職場への感謝、次にやりたい事などをお話しされていました。フォロワーの方に伝えたかったことはありますか?
【田口さん】オタクの人生たのしいよー!ってことですね。社会人やってると結構つらいことあったりする(僕もあった)思うんですけど好きなことを好き!って言い続けると、形になる可能性があると学びました。「てめぇ田口は特殊な例だろ!!!」って思われるかもしれないのですが、好きだということを発信していると、学校とか会社の隠の者同士で繋がれたりして人生が豊かになる可能性が極めて高いと思うので。「オタクを誇れよ!人生は楽しい」とお伝えしたいです。――SNSでの反響はどのようなものがありましたか?
【田口さん】ありがたいことに、たくさんのご連絡を頂きました。応援のメッセージ、お仕事の依頼、「会って話をしてみたい!」など、本当に様々。自分から能動的に様々な人にアプローチをしていると思っていましたが、こうやって活字にすることで頂ける反応は、想像以上のものでした。あと親がこのブログを見たことで、自分の退職話を信じることになりました。親からの信頼がない。――(笑)。公開後、社内ではどのような反響がありましたか?
【田口さん】事前にご挨拶を済ませていたので、改めてということはあまり。ただ、『勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~』のTwitterアカウントで拾って(イジッて)頂いて。本当、あの番組には一生ついていきたいです。――ちなみにブログに投稿することは、事前に会社に相談されていたのでしょうか?
【田口さん】事前相談はせず、事後も特になしでした。――自由な社風を感じます(笑)。では、退職エントリを書いて良かったこと、想定外だったことはありますか?
【田口さん】社会人時代にはご無沙汰だった方から、たくさんの連絡を頂きました。オタク社会人の経験を活かして、一緒に色々やりましょうと。ありがたいことです。他にも退職ブログにはゲーム&アニメの仕事をメインで書いたのですがアナウンサー業に関わらず、様々なジャンルのお仕事依頼を受けまして。詳しくはお話できないのですが、いずれ形にして行きたいと思っています。
【退職ブログ 元テレ東アナの今】https://t.co/yrL1ti78hc
「テレビ東京を退職します」というタイトルで「退職エントリ」を投稿して話題になった、元テレ東アナの田口尚平さん。本格的にオタクを極めたい気持ちが強くなり退職したという。ゲーム愛たっぷりに語ってもらった。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 21, 2020
田口尚平 退職ブログの全文
それでは田口尚平アナの退職ブログを見てみましょう。
テレビ東京を退職します
画像でオチてるとは思うんですけどね。
平素よりお世話になっております。
田口でございます。
2020年3月31日付けで、5年務めたテレビ東京を退職します。
故にポエムを記します。アナウンサーとして主には
スポーツ、報道、バラエティと
様々なものに携わりました。
4年目からはeスポーツに裾野をひろげて、
イベント事業に所属しながら
STAGE:0というゲーム大会をつくったり。苦しい時期もあったはずなんですが、
思い返すとやっぱり楽しい記憶ばかりです。じゃあ何で会社をやめるのか
ってハナシなんですけど、1、オタク極めたい
2、早稲田大学ビジネススクールに行くという理由からです。
テレ東で何をしていたのかアナウンサー
卓球、競馬、柔道などのスポーツ実況、及びスポーツニュースを主担当。選手に取材をして、資料をつくって、実況やインタビューをして、反省して、またすぐ次の放送準備をして….というサイクルを1年間ぐるぐる回す社員でした。この仕事は一生やっていきたいと思えるくらい楽しかったです。
2017年の世界卓球デュッセルドルフで泣きながら石川選手にインタビューしたことを定期的に夢に見ます(反省としてイベント事業
高校生のeスポーツ大会 STAGE:0の立ち上げに携わりました。電通チームと一緒に仕事へ当たったのですが、とても優秀な先輩が多く高いモチベーションで仕事ができました。
ビジョン策定とセールス、PR施策まわりとゲーム実況という謎ポジションで色々やれたことは本当に面白かったです。初年度から1,475校、1,780チームも集まってくれて本当に本当に感謝しかございません。2020はもっと凄くなること間違いなしです。なぜ テレ東 を退職するのか
1、オタク極めたい
局の方針として、
“外部のゲーム実況案件は受けられない”
ということが決まりました。
(注1.コストの問題などで仕方ないことではある)
(注2.そもそも、様々な方のご尽力で特例として活動できていました。感謝ばかりです。)とはいえ、この決定がけっこう悲しく。
色々とケツイで満たされた訳です。大変ありがたいことに、
これまで様々なオファーを頂き
実況などを承ってきた訳ですが、
これが非常にやりがいのある仕事でござんした。なぜならば、ーA. 自分の好きなもので皆が盛り上がっている。その盛り上がりに自分のスキルが寄与している。幸せだぁ….。
ーB. 子供達が目をキラキラさせてる現場、楽しい。大きいお友達も楽しんでいて超楽しい。
ーC. アウトプットに未だ正解がない分野。実況のロジック、演出も含めて新しさを追求できる上記の要素、
1つでもあれば仕事に熱中できるのですが、
3つも揃っちゃうとオールインしかないなぁ….
と思った次第でございます。
俺は闇実況で生きていく…………………
闇実況者……………………….辞めて、なにをするのか
鋼の冒険心を持ちあわせており、
多くのことへの興味を
体験にかえて行きたいと思っています。
箇条書きにして補足してみるとーー【得意なこと】
・様々なジャンルのゲーム実況
・アニメーションにまつわるステージ、番組MC
・ナレーションにまつわる仕事
・スポーツ実況実況やMCはリレーで言うところのアンカーを務める訳ですから、
放送やステージにおける責任は重大です。
情報を成形して、
ドラマチックに表現するのが私の仕事ではありますが
何を伝えるべきか / どんな方法がベストか /
演出はどうあるべきか、というフェーズから
一緒にデザインさせて頂けると、
伝達精度があがっていくと考えています。
(気軽にお問い合わせください…………..)ーー【できること】
・ゲーム/アニメに纏わるイベント、番組の企画
・Webデザイン( JavaScript )
・インタビュアー( 映像 / 活字 )
・PR 動画企画 / 編集経験+得意 / 興味というエリアがこの辺りです。
1人だと走りきれないので、
チームに人が足りない場合など
お困りごとがあればお声がけください。
頑張って役に立ちます。ーー【やってみたいこと】
・メンズメイクにフォーカスしたサービス開発
(設計、ディレクション)
・テキサスホールデムに関わる仕事
(ポーカー大好き)
・スタートアップ/経済イベントモデレーター(Startup AQUARIUMみたいな)
・プロレス
・モータースポーツ
・宇宙
・YouTuber
・ロックマンDASH3つくりたい書いてないことも含め、本当に色々やってみたいと思っております。
面白いことがあれば飛びついて参りますので、
ぜひお話しましょう。
shohei-taguchi@gamchew.com
まで、ご連絡頂ければ幸いでございます…。エージェントな方も探しておりますので、
良い方がいればぜひご紹介ください….。同時にコンテンツ領域への関わり方の
範囲を広げたいなあ、と思ったので2、早稲田大学ビジネススクールに行く
という選択をしました。平日フルタイムで2年間、
経営なり何なりについて学んでMBAを取得します。
合格までに研究計画、小論文、面接と
フローがあったのですが
いずれのステージでも“コミュニティって大事じゃね?”
みたいな持論を述べました。
拠り所がないと人は死ぬ。家族、会社、友達、とか様々なコミュニティがありますが
自分がもっとも入り込んでいるのは”作品”に連なるコミュニティです。
ゲームだったりアニメだったり、コンテンツにまつわるアレコレを喋ってるときが極めて楽しい…。
薄くつながっていて、時期がくればオフラインの場で集まって熱量を一気に高めるみたいな。
こういう総体がいくつもある中で、なぜあっちのコミュニティはパワーがあり、こっちのコミュニティはそうでもないのか。
それは作品によるものなのか、あるいは俗人的なものか、文化背景によるものだったりして、再現性はあったりするのか、などなど。考えてみたいなあと思っています。「オタク経済圏創世記
GAFAの次は2.5次元コミュニティが世界の主役になる件」「つながっているのに孤独――
人生を豊かにするはずのテクノロジーの正体」この辺りの本が面白かったです。
プロの端くれとして仕事を楽しみながら、
すこしずつ、人(オタク)を巻き込んだ
未来のことも考えて生きたいと思っています。
テレビはやっぱり面白い正直、
うおおおおおおおお、
もっとテレ東で色々と
やりたかった〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
という思いはやっぱりあります。何百万人というユーザーに、一斉に笑いとか感動を伝えられるのはとてもすごい。それに伴うやりがいもすごい。知らないことばかりで毎日がすごい。
お祭りがずっとつづく会社です。働いている人がとにかく面白い。ステータスがなにかに吹っ切れている先輩ばかり。そういった人達の仕事論みたいなものを聞くのはどんな本を読むよりも楽しかったです。
例えばスポーツだとディレクターが180日かけて特定の選手を取材して、30分のドキュメンタリーなどに落とし込んだりするんですけど、そういうのって並大抵の熱量じゃ形にすらならないし、そもそも人間としての信頼関係がないと成立しなかったりして、俺にはできねえ…..って思わされるなど。
よい意味で、狂気のようなもので溢れている場所でした。狂気でいえば、バラエティの現場はマジで面白かったです。
語るのもおこがましいのですが、制作と芸人さんはバトルしてんだなぁ。
って思いました。笑いが生まれる現場はすごい。
(勇者ああああ、一生続いてください。
たまに出演させてください。もちろんノーギャラでお願い申し上げます。)STAGE:0を途中で離れてしまうことについては、本当に多くの後悔があります…..がこれを織り込んでのケツイです。これからも、様々な関わり方ができると信じています。このチームが本当に好きだったので、また一緒に仕事ができたらいいなあ、と思っています。
なにより、高校生たちに素晴らしい体験をもっと味わってほしいなあ〜〜。
長く大きく、多くの人が楽しめるイベントになって欲しいと願います。退職につきまして、先んじて社内ではオープンな情報となりましたが、
諸先輩方から多くのメッセージを頂きまして、本当に幸せ者であると感じております。
恩ばかり受けてお返しもせず、このような形になり誠に申し訳ございません….。細やかでも、テレビに恩返しができればと思って人生を過ごします。
ここまで育ててくださり、ありがとうございました。長々とポエムを記しましたが、
ここまで読んでいただき恐縮です。
不肖の身ながら、頑張って働くオタクとして
努力をいたす所存です。
フォロワーのみなさま、
今後ともよろしくお願い申し上げます。改めまして、
ワニくん、どうなってしまうん………………….?
引用:田口でござる
田口尚平 退職ブログのネットの反応は?
田口尚平 退職ブログついてネットの反応はどうなのでしょうか?
可能性や夢があればオタクもアナウンサーも他へも
どうチャレンジしてもよいと思う
それなりの苦労はともなう覚悟ができれば。
(私はツイッターとかしてなくて もっぱら読む専門)官僚を退職する予定だった人
『官僚を退職するつもりで、転職活動もしていましたが、最近の厚労省の同僚たちの頑張りを見て、自分がなぜ公務員になりたかったのかを思い出しました。
もう一度公務員を頑張って続けてみようと思います。
もう辞めたくらいの気持ちで、改革派の官僚としてやりたい放題やってやる。』
自分で生きてく覚悟があれば、退職でも転職でもどんどんしたらいいと思う
「もっと素晴らしい会社があるはずだ」とか「自分をもっと認めてくれる職場があるはずだ」とかそういう理由だといつまでも繰り返しそうだけど
好きなこと、一回くらい極めても良いのかもしれませんね。
彼が出る回は面白いと主人と盛り上がるので、これからもテレビで拝見する事を楽しみにしています!
勿体ないという気持ちもありますが、これからの時代(今もそうなってきてるが)、みんなと同じようなアナウンサーでも面白くないですもんね、個性を生かした仕事が出来ればいいですね。
ましてや、eスポーツが広まってる今、田口くんが一足早くその波に乗れたらいいなと応援してます。
知識や技術ってのは経験からしか学べないし、なにより知らない事を知る・出来なかったことが出来るようになるってのはホンマにこんなじだいには武器になるからね!
今の混乱した世の中で真っ先に仕事にあぶれていくのは会社とかちっこい社会に依存して想像力や先読みが足らん人から淘汰されていってる。
これからの世の中ただしがみつくだけでは振り落とされるって事!
入りたい社会があるなら思い切って飛び込めばいいし、ないなら自分が作ればいい!他人じゃなく自分が誇りを持てる事に邁進すれば失敗しても経験として蓄積されていく。
今急に仕事切られてあぶれてる人は転換期やからこの機に今までの自分を真剣に振り返って見たら光明が差すかもしれないね!
田口尚平 退職ブログのおわりに
自分で浅はかだと言ってしまっていますが、よく考えた上での退職だと思います。
自分で決めた道ですから、後悔しないように頑張って欲しいですね。
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